
Vixen VC200L EOS KISS X3 ISO 3200 120 Seconds Exposure “Ring Nebula” is located in the northern constellation of Lyra. It is one of the most prominent examples of the deep-sky objects called planetary nebulae (singular, planetary nebula), often abbreviated by astronomers as simply planetaries or PN. 環状星雲 (M 57, NGC 6720) はこと座にある惑星状星雲である。地球からの距離は約2600光年。リング状の特徴的な姿をしており、惑星状星雲の中では最も有名な天体の一つである。惑星状星雲としてはM27に次いで発見された。 1779年フランスのダルキエが口径約3インチの望遠鏡で発見している。ダルキエは彗星を観測していて偶然に発見した。「大きさは木星ほどで、惑星をうすめたような感じで、ぼんやりしているが輪郭ははっきりしている」と記している。数日後メシエも同じ彗星を観測中に発見し「γとβの間にあり、光のシミのよう。ここを通過した彗星の追跡中に見つけたが、形はまるく非常に微かな星から構成されているに違いない。 小口径の望遠鏡でも見ることができる。口径5cmの望遠鏡でリング状になっていることは確認できる。口径8cmの望遠鏡では楕円形になっていることがわかり、15cmでとがっている先がすこし暗くなっていることがわかり、20cmでさらに輪郭が明らかになってくる。30cmで中央部に13等の星が見えるが、これは中心星ではない。中心星(15等級)を見るには最低でも口径30cmの望遠鏡を必要とする。 リング星雲、ドーナツ星雲とも呼ばれる。カラーで撮影するとリングの内と外で異なった色をしていることが分かる。