375: IC443 Jellyfish nebula – 2025/3/20

2025/3/20~21 from Sunnyvale California
Newtonian reflector of 250mm diameter with 1000mm focal length on CGEM with Quattro coma corrector, controlled by CPWI without autoguiding,
filtered by Svbony SV220

Lights: 300 x 15 secs, Darks: 30, Flats: 30 were taken with ZWO ASI294MC PRO.
Software:
SharpCap
Gain=420, Exposure=15,
White Bal (B)=95, White Bal (R)=52
Brightness=39, Gamma=94, Temperature=2.5
DSS, Noise Ninja, GraXpert, GradientXTerminator, Photoshop CS5

372: Comet C/2023 A3 紫金山ーアトラス彗星 – 2024/10/18

9月下旬に地球に接近し、現在(10/18日)太陽から離れつつある、彗星C/2023 A3 (「紫金山」Tsuchinshan-ATLAS)です。ペアー写真1、10/13 7:30撮影、はSigma 150-500mm@150mm,F5,Canon 6D、でそれぞれ2秒x5フレームをスタック。写真2、10/16 7:40 の撮影、はEF 24-105㎜@100mm F4.0 L レンズで、カメラは同じ。2秒x243フレームで多数枚スタック。写真2では、フラットが使い物にならず、XTerminaterの疑似フラット使用。さらにPhotoshopのマスク(忘れてしまっておぼつかない)で輝度・彩度調整。マウントはSirius EQ-G。光害の甚だしい、自宅Sunnyvale、シリコンバレー、からの撮影。

Picture saved with settings embedded.

  実は10/2に往復200km、サンルイス貯水池へドライブを敢行したんですが、見事失敗。High Way152のVista Pointが真っ暗で行き過ぎてしまい33号線からHigh Way5を望んで「時遅し」の撮影でした(写真3)。満を持した10日後、10/12にはほとんど尾が見えない核のみの撮影で情けない状態でした。

  なお、撮影予定だったカリフォルニアのサンルイス貯水池は巨大な人工湖。予定地は以下参照

https://l.facebook.com/l.php?u=https%3A%2F%2Fwww.google.com%2Fmaps%2F%4037.0963031%2C-121.1518253%2C3a%2C90y%2C158.58h%2C90.58t%2Fdata%3D!3m8!1e1!3m6!1sAF1QipOIZCJF-iMXZkGpzv4hSckPFihphyA3BvBiGUHj!2e10!3e11!6s%252F%252Flh5.ggpht.com%252Fp%252FAF1QipOIZCJF-iMXZkGpzv4hSckPFihphyA3BvBiGUHj%253Dw900-h600-k-no-pi-0.5839542204752632-ya6.584037006141614-ro0-fo100!7i8704!8i4352%3Fauthuser%3D0%26coh%3D205410%26entry%3Dttu%26g_ep%3DEgoyMDI0MTAxNi4wIKXMDSoASAFQAw%253D%253D%26fbclid%3DIwZXh0bgNhZW0CMTAAAR0uC_SUx33gd3b-GPwKyusKHJadvt-QkdjrPwDhLErsp7H9tzSFxlXJWUg_aem_jyh4FwdG4tso7Rsirt2Jgg&h=AT0nhVZTCb-hUdmZxtPW6g1c2d9HtNeevdk0de2LF895YghnWUP4M3UMSHMAZIFYMP6PpJIb8Nx7meg8il-DGfF4LmTvTTggxkkCrW466G5vsw5xhzKg64TbXBND8K9MGA7mbr8-MMDTpzLqBQ&__tn__=-UK-R&c[0]=AT3dKAh-gtzHC3zxICYg-ymOSbxWgjPoGyup0G-3jwxzF0_D1o6wpWPiEXvg0OEgP5OJ_P7foLz4nsiIH_D5q3QpHys9lnFIMT39rVtxyjT7IoI0ijEPcSAL1q5f_OWL63XJc49GMcGg6JsPRds07CX3ruTylCbuV3WpdNScSHKsIlBntH2X

373: M45 (Pleiades, スバル)- 2025/1/5

M45 (Pleiades, スバル)です。望遠鏡は、Skywatcher quattro コマコレクター付きの Orion F4 アストログラフ (25cm DIA および 100cm FL) で、両方とも数年前からリビングルームで眠っていました。

Picture saved with settings applied.

撮影パラメータは次のとおりです。

シリコンバレーのバックヤードから撮影した 2 つの画像のモザイクで、各画像は 15 秒 x 40 コマで撮影されました。20 のダークと 20 のフラット。今回は自動ガイドなし。ガイドカメラ ASI120 と CPWI の組み合わせはUSB接続切れで泣かされます。メインカメラとマウントは ASI294 MC Pro で、3 度 C の温度に設定、CGEM は構造補強しています (Orion F4 は少々重い)。

ソフトウェアは、撮影には Celestron CPWI と Sharpcap、処理には DeepSkyStacker と Photoshop CS5 と Noise Ninja と GradientXTerminator です。PixInsight は、2010 年代後半にはあまり必要ではありませんでした。しかし、そのうち必要になるかもしれません。よろしくお願いします。

Nobuo Urata 2025 年 1 月 7 日

追伸: 100 個以上の天体を含む天体写真を、https://www.alumi-lab.com に移動しました。ご意見ありましたらお願い。(このサイトは安全だと思いますが、Chrome でときどき警告が表示されます)。

以前は、出来不出来を気にせずにできるだけ多くの天体に遭遇することがモットーでした。昨年、モットーを変更。遠くの天体を撮影するのが難しくなってきています。

374:M33 w/wo Dual Band Filter – 2025/1/23

IMAGE 1:2025年1月23日にZWO ASI294 MC ProとF4 10インチニュートン望遠鏡を使用して撮影。この画像は、2013年にVIXEN VC200L /F6.4とEOS Rebel XSIを使用して撮影された別の画像と合成されてます。合計露出時間は約3時間です。シリコンバレーの光害にもかかわらず、M33の渦巻き状の青磁色(青緑)が写りました。

IMAGE 2:SVBONY SV220、デュアルバンド(H-アルファとO-III)フィルターを使用しました。満月の空で(2025年1月13日)使用されています。ちょっと驚きは、M33の外側の渦巻きが、わずか50分の露出時間で出たことです。

最後に、二画像(H&OとRGB)を異なる重みで合成しました。2つの合成結果、画像3と4を添付しました。

IMAGE 3: H(50%)、R(50%)、G(100%)、B(100%) – R の半分を H の半分で置き換え。

IMAGE 4: H(100%) がをR にライトニング (Photoshop)  -たぶん加算処理。さらに、背景を GraXpert 3.02 でフラット化すると、赤みがかった背景がニュートラルに、同時に、白っぽい渦巻きが青に変わります。これは補色変化を使用する手法です。 この色合いが気に入っています。

コメントをお待ちしています。とくに 「O」の使い方は?  また、O-III 放射の物理、またそれがどこから来るのかを理解してません。

粗い写真、不完全な星の形や色で申し訳ありません。露出時間は、ASI294 では 15 秒/コマ、EOS では PHD ガイドで 3~5 分/コマです

浦田

371: 夏の大三角 光害に負けず – 2021/08/31

二週間ほど天の川の見えないバックヤードから固定三脚で夏の大三角の撮影に挑戦。問題点等が色々わかって、これで終了。レンズ、カメラはEF24-105mm F4.0 L (24 mm 焦点距離), ASI294 MC Proで、4 second露光 x 340 frames をDeepSkyStackerでスタック(積算約23分)。フラットは30枚で、レジ袋はフラット撮影中回し続けた。ダークも30枚。Sharpcap のgainは 419。センサー温度3度。PhotoshopのGradient Maskで軽い処理。結果は写真の黒縁枠が示すように天体の回転で、右に向かって画角が縮小。   赤を通し、UVのカットも弱いASI294のQEスペクトラム特性のせいか、星が膨らみ(天の川写真にはちょうどいいかも)、天の川が赤くキレイに出てくる。慣れ親しんだ色合いに戻すため、Rの一部をGとBに加算。星像のゆがみは気にならないが、この程度だとStar Rounderで丸く出来そう。   これで、固定広角撮影+多数枚スタックは可能性ありのようなので、上位機種コンデジを物色中。長秒ノイズ・ハイゲイン処理を完全に切れる機種はありますか。   考えてみたら三脚も必須ではない。どこかにテープで固定すればいいのだから。 大三角再挑戦 月もなく山火事の煙もやってこなくて、透明度が高くなったので、フィルター(IDAS LPC-P2)をつけて、大三角を再度撮影。機材と条件は同じ。北アメリカ星雲、白鳥座ガンマー領域が出たー!Rが外側に伸びて、すべての星が放射状のカラー楕円型になるので、一計を案じて、R画像のみを差し渡し4ピクセル小さくしてRとGBを比較明(Photoshop Lighten)で重ねた。だいたい色収差が取れる(言わば、R画像 動径方向縮小比較明)。PixInsightかStar ToolsかPhotoshopに動径方向Offsetがあったと記憶するが、定かでない。

367:Comet Neowise コメット ネオワイズ C/2020 F3 – 2020/08/04

Comet NEOWISE (C/2020 F3 NEOWISE) and a California redwood tree 7/18/2020 @22:00 PDT, from the backyard, Sunnyvale California USA. The equipment is Sigma 150-500mm zoom at 150mm with Canon EOS 6D, mounted on Star-Adventurer, and the camera setting is 5 seconds exposure, ISO1600 F/5.0. Photoshop CS5 is used for processing. 明るいコメットなので、にわとり。街灯とご近所さんの門灯の光を避けるのに四苦八苦。